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冬に備え「こも巻き」 栃木

 二十四節気の一つで霜が降りる季節を意味する「霜降(そうこう)」の24日、大田原市湯津上の国指定史跡「下侍塚古墳」で、冬に備えてアカマツのこも巻きが行われた。

 同古墳は、約300年前に水戸光圀(みつくに)が発掘調査を命じ、崩壊を防ぐためにアカマツが植えられたと伝わる。こも巻きは、わらで編んだこもに害虫を誘い込む昔ながらの害虫駆除で、アカマツを守るため毎年、霜降の日にこもを取り付け、3月の「啓蟄(けいちつ)」の日に外す。

 この日は、地元住民らでつくる「侍塚古墳松守会」(平野精一会長)の会員や市立湯津上小学校の6年生ら54人が参加。児童たちは、会員の指導を受けながら樹齢80~130年のアカマツ約100本にわらで編んだこもを巻き付けていった。児童は「地域の伝統なので体験できてよかった。アカマツを大切に守っていかなければならないと思った」などと話した。

 また、平野会長は「台風による倒木などの被害がなく安心した。今後も会員らと協力して保護に努めたい」と語った。こも巻きは上侍塚古墳でも行われた。

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