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山男の喜びと孤独描く 来月、兵庫・新温泉町で2人芝居 登山家・加藤文太郎モデル

2人芝居「山の声~ある登山者の追想」のワンシーン(温泉ドラゴン提供)
2人芝居「山の声~ある登山者の追想」のワンシーン(温泉ドラゴン提供)

 新温泉町出身の登山家、加藤文太郎(1905~36年)をモデルにした劇団「温泉ドラゴン」の公演「山の声~ある登山者の追想」が11月16日、同町の浜坂先人記念館・以命亭で行われる。「人はなぜ生きるのか」をテーマに描いた2人芝居で、昨年の東京公演以来の再演となる。

 同劇団は平成22年、同町出身の阪本篤さん(41)らが中心になって旗揚げ。現在は団員5人で、東京・下北沢や新宿などを中心に活動している。

 文太郎をモデルにした作品は、新田次郎の小説「孤高の人」がよく知られているが、「山の声」は劇作家、大竹野正典さん(1960~2009年)の作品。文太郎が同行者と昭和11年に厳冬の北アルプス・槍ケ岳に挑み、遭難の極限状態の中で、生きることや帰りを待つ家族のことを思う山男の喜びと孤独を描いた2人芝居という。

 今回は、大竹野さんの没後10年の記念公演として、今月25~27日の東京公演(新宿ゴールデン街劇場)に続いて開催。新温泉町では加藤文太郎記念図書館の開館25周年記念事業として、11月16日の以命亭のほか、14日に地元の夢が丘中学校、同15日には浜坂中学校でも公演する。

 阪本さんは「舞台はシンプルですが、山小屋で人生や家族、悩みなどを語り合う人にスポットを当てた人間ドラマ。ぜひ2人芝居を楽しんでください」と話し、「地元出身者として、演劇で故郷に恩返しをしたい」と意気込んでいる。

 以命亭は午後2時、同6時の2回公演(各定員70人)。入場無料で先着順。申し込みは今月末までに同図書館(0796・82・5251)。

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