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【参院埼玉補選】候補者の横顔(届け出順)

 27日に投開票される参院埼玉選挙区の補欠選挙に立候補する2人の横顔を紹介する。(黄金崎元)

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 ◆立花孝志氏(52)N元 議席増やすための出馬

 「俺がやらな誰がやるねん。そういうところを有権者に知ってもらいたい」

 知名度の高い上田清司氏に対し、主要政党が対立候補を擁立しない中で、参院議員を自動失職し、補選への出馬を決めた。

 立花氏の辞職によって、N国比例名簿次点で、8月の知事選に出馬した浜田聡氏が繰り上げ当選する。「選挙制度の欠陥なのか矛盾なのか。党で政治を行っているので、議席を増やすために補選に挑戦することを決めた」と説明する。

 選挙戦では、NHKのスクランブル化は前面に出さず、消費税5%への引き下げを訴え、「既得権益対反既得権益。悪対善の戦い」をテーマに掲げる。

 税金を無駄遣いする人を既得権益者と見なし、上田前知事と大野元裕知事を批判する。7月の参院選公示前に大野氏が参院議員を辞職していれば、「莫大(ばくだい)な費用がかかる補選はなかった」と指摘。「知事と参院議員の席を入れ替えようとしているのではないか」と両氏に疑いを向ける。

 趣味はボーリングとゴルフ、野球。自宅で2匹の猫を飼う。埼玉とのつながりは「党の地方議員や候補がいるのと、昔、所沢に彼女がいたくらい」と話す。

 座右の銘は「金と女と選挙の票は逃げる」。選挙に例えると、票を取ろうとすればするほど取れないという意味だ。「自分が楽しみ、世の中の役に立つことをしていれば、自然とお金が入って女性にももてる。知恵は使えば使うほど増える」と力説する。

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 ◆上田清司氏(71)無新 国政復帰の声に押され

 「私がもっと衰えていれば『出馬してくれ』という声もなかったでしょう。歩くのも速く、声も大きく、駅に12時間立てる」

 国会議員時代の仲間や市町村長、県議、経済界などから「県政をバックアップしながら、国政の課題にしっかりと取り組め」との声に押されて参院埼玉補選への出馬を決めた。

 国政復帰を促された背景には、これまでの実績が大きい。国政選挙で4回連続落選の憂き目に遭ったが、平成5年の衆院選で初当選し、3期務めた。15年の知事選で初当選し、知事を4期16年務め、30年には全国知事会長に就任した。

 県政では埼玉高速鉄道など県の赤字事業を黒字転換し、県債も縮小させた。民間の力を取り入れ、犯罪数の減少に貢献。一方、県議会では自ら定めた3期12年の多選自粛条例を破り、最大会派の自民党県議団との対立を深めた。

 選挙戦では、地方重視の政治や行財政改革、社会保障制度改革、日本版SDGs(持続可能な開発目標)の推進を訴える。県政と国政のパイプも強調する。

 「完全無所属」を強調するが、与野党から引っ張りだこの状態だ。8月の知事選で共闘した立憲民主党や国民民主党の両県連が友情支援を決めた一方、自民党は上田氏が憲法改正に前向きなため、候補擁立を見送った。親しい二階俊博幹事長は上田氏に秋波を送る。

 好きな食べ物は牛丼、かつ重、そば、うどん、ラーメン。座右の銘は「疾風に勁草(けいそう)を知る」。

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