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「小鹿田焼民陶祭」豪雨復興アピール 日田市で開催

「小鹿田焼民陶祭」で陶器を選ぶ人たち=12日午前、大分県日田市
「小鹿田焼民陶祭」で陶器を選ぶ人たち=12日午前、大分県日田市

 平成29年7月の九州北部の豪雨で被災した大分県日田市源栄町で12日、「小鹿田(おんた)焼民陶祭」が開かれた。被災した窯元9軒が小鹿田焼の皿や茶碗などの陶器を軒先などで展示・販売し、13日までの2日間、復興をアピールする。

 国の重要無形文化財で、約300年の歴史を持つ小鹿田焼は子供1人に技術を伝える「一子相伝」。民陶祭は、窯元でつくる小鹿田焼協同組合が例年開いてきたが、九州豪雨で原料の土を砕く「唐臼」が流失、損壊するなどし、平成29年は中止となった。

 英国の陶芸愛好家、ポップ・ウィルキンソンさん(32)は、インターネットで小鹿田焼を知って来日したといい、買ったばかりの陶器を手に笑顔。道中、豪雨災害の復旧作業を目にし「被害が気になっていたが、活気があってよかった」とほっとした様子だった。

 昨年2年ぶりに開催し、2日間で7千人以上の来場者が訪れた。被災した唐臼はほぼ復旧し、生産量も被災前と変わらないという。組合の担当者は「復興した姿を多くの人に知ってほしい」と話す。

 豪雨で日田市では3人が犠牲となり、1200棟以上の住宅に被害が出た。

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