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台風19号 全市町村に避難所 694カ所、2万人 15号上回る 千葉

 台風19号が本県に接近した12日、県は災害対策本部会議を開き、被災時の対応を確認した。県内では先月の台風15号で大きな被害があった県南部や東部を中心に、47市町村で一部または全域に「全員避難」とするレベル4の避難勧告が出され、全54市町村で避難所が開設され、多くの住民が早めの避難を行った。県の午後4時現在のまとめでは、竜巻とみられる突風の被害が出た市原市で6人の死傷者も発生。JR東日本は予定していた計画運休を前倒しで実施するなど、対応に追われた。

 県災害対策本部によると、12日午後2時現在で開設された避難所は54市町村で694カ所。1万9105人が避難している。これは、台風15号上陸直後の先月9日午前7時現在の47市町村の229カ所、886人を大きく上回る。台風15号による県内の住宅被害が約4万1千戸に達し、修繕が追いつかない中、多くの住民が早めに避難を選択したとみられる。

 こうした中、定員に達する避難所も続出。県によると、館山市で県有施設である南総文化ホールを開放し、対応している。南房総市や富津市、袖ケ浦市などでも開設した避難所の一部が定員に達し、新たな避難所の開設が必要になる可能性がでている。

 鉄道各線では台風の接近に伴って続々と運転を取りやめた。JR東日本千葉支社では、12日午前8時10分ごろから発生した停電の影響もあり、当初の予定よりも早い午前11時ごろから県内各線の順次運転を取りやめた。JR千葉駅では、運休を知らせる看板が設置され、ハンドスピーカーで説明を行う駅員に運行状況を確認する利用者の姿もみられた。

 君津市の無職男性(81)は「もともと東京に出かける予定があって、どうしようかと思ってきたが、電車の本数も少ないのでやはりやめることにした」と足早に引き返した。

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