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強まる風雨、不安な一夜 台風19号 各地に避難指示・勧告

 台風19号が日本列島を直撃した12日、気象庁は東京都内にも大雨の特別警報を出した。各自治体は住民に避難指示や勧告を発令。各地の河川で氾濫危険水位に達した地点が出たほか、町田市では土砂崩れの被害も出た。風雨が強まる中、避難所に身を寄せた住民らは不安な夜を過ごした。

 「初めての経験で、何をすればいいのやら…」。八王子市で川沿いの自宅が指示対象地域となり、近所の体育館に身を寄せた無職、太田ミツエさん(84)は困惑した表情を見せた。次男の会社員、正さん(51)に連れられて避難し「何事もないといいが、川の水かさが心配」と話した。

 会社員の男性(36)は妻と3歳の長男、2カ月の次男を連れて避難。おむつや着替え、乳幼児用ベッドと荷物は多く、駐車場を2回往復して運び入れた。男性は「子供がいるので避難所に来るか少し迷ったけど、急ごうと決めた」と話し、「早く台風が過ぎ去ってほしい」と願った。

 町田市では市内を流れる境川が午前8時すぎに昭和橋水位観測所で氾濫危険水位に到達した。市では警戒レベルを引き上げ、午前9時には人口の約4分の1に当たる10万7500人に避難勧告を発令。土砂災害や浸水被害が想定される区域に住む市民らに近くの避難所への早期の避難を呼びかけた。市の担当者は「ここ数年では一番大きな避難勧告の規模だ」と話した。同市相原町の住宅街ではこの日午後、土砂崩れが発生したことが確認され、職員らが付近の道路を通行止めにするなどの対応に追われた。

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