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足利市副市長、部下職員に私用指示か 自治公民館補助金申請めぐり

 足利市の池沢昭副市長(68)が、自身が住む佐野市内に建設予定の「自治公民館」をめぐり、部外者の足利市職員に指示して佐野市役所に問い合わせをさせて、整備に対する補助金申請手続きを進めようとした疑いのあることが10日、産経新聞の取材で分かった。他市に対する圧力、公私混同した部下への指示とも受け取られかねず、モラルが問われそうだ。(川岸等)

 佐野市内では住民自治による町会が167あり、町会単位でコミュニティーの場として自治公民館を整備している。整備に対しては、コミュニティー使用を要件に市(上限500万円)、県(同1500万円)の補助金制度がそれぞれある。いずれの申請も市が窓口になっている。

 池沢氏の地元町会では神社社務所跡に同公民館を整備をすることになり、今年に入り県補助金の申請準備を進めてきた。ただ、市は現地調査を行い、要件外で使用しないよう求めるなどし、申請手続きは停滞していた。

 申請が提出されない中、今年3月と5月の2回、足利市市民生活課の職員が、窓口となる佐野市公民館管理課を訪れ、池沢氏の地元町会による補助金申請に関する問い合わせを行った。佐野市側は「どうして当事者でもない職員が訪れるのか違和感を持った」という。申請は近く提出予定。

 足利市の職員の1人は「(池沢氏から)聞いてみてくれないかといわれた」と話しているが、池沢氏は「(職員に)申請の話を持ち出したが、指示した覚えはない。ただ職員が指示と受け取ってしまったなら、申し訳ない」としている。

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