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野生イノシシの豚コレラ感染 「陰性」一転、遺伝子検査で確定 群馬県内3例目

 県は8日、藤岡市で4日に捕獲され、豚(とん)コレラ抗体検査で陰性だった野生イノシシ1頭が、その後の遺伝子検査で陽性反応が出たと明らかにした。国の検査は行わず感染が確定した。感染した野生イノシシは県内で3例目となった。県内では感染拡大への懸念が高まっており、自治体やJAの間では消毒を徹底しようという動きが広まっている。 (柳原一哉)

 7日の抗体検査で陽性反応があり、感染が疑われていた別の1頭は遺伝子検査で陰性だった。

 県は4日、藤岡市などで捕獲された野生イノシシ2頭の感染を確認。それぞれの捕獲地点から半径10キロ圏内を監視対象農場に指定して監視を続けている。

 新たに感染が確認されたのは体長60センチの幼獣。先に感染が確認された野生イノシシと同一地域であるため、県は監視対象農場の追加指定は行わない。

 県とは別に、前橋市は独自で、養豚場に出入りする車両を対象にした「消毒ポイント」を市内の江木町、富士見町、粕川町のJA関連施設3カ所で設置。10日には高崎市が埼玉県境の国道17号(新町)と長野県境付近の倉渕町の2カ所に、桐生市も新里総合グラウンド北駐車場(新里町新川)に設置する予定だ。

 JAグループ群馬は8日、県内62カ所のJA給油所に、車両などに利用してもらう豚コレラ対策用の消毒液の噴霧器の設置を始めたと発表した。

 主に登山や山菜採りなどで山に入った一般の人を対象に、豚コレラウイルスが付着しやすい車両のタイヤ回りや靴底に消毒液を噴霧してもらい、ウイルスの拡散を防ぐ狙いがある。

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