PR

地方 地方

千体観音像の国宝指定1周年で厳かに法要 三十三間堂

 三十三間堂(蓮華王院=れんげおういん、京都市東山区)で千体観音像の国宝指定1周年と、洛陽三十三所観音霊場の再興15周年を記念する法要が営まれた。三十三間堂を管理する妙法院の杉谷義純門主(ぎじゅんもんしゅ)を導師に、同霊場を構成する寺院の住職ら計70人が参列。千体の観音像に見守られ、厳かに慶讃のお経が読まれた。

 法要には、同霊場を複数回巡礼した「先達(せんだつ)」と呼ばれる人たちも参列。杉谷門主が「国宝の観音様を守る責任は大変重大と肝に銘じている。同じく観音様を信仰する33霊場に足を運んでいただけたらありがたい」とあいさつした。

 三十三間堂では昨年1001体の千手観音立像(りゅうぞう)が重文から国宝に“格上げ”指定された。中尊の千手観音坐像、風神・雷神像、二十八部衆も国宝で、堂の中には計1032体の国宝の仏像が安置される。

 洛陽三十三所観音霊場は、広範囲で巡礼が困難な西国三十三所観音霊場を京都市内に移して開かれた。六角堂(中京区)や泉涌寺(せんにゅうじ、東山区)、東寺(南区)など観音菩薩をまつる京都市内の33カ寺が札所。後白河法皇が開き、応仁の乱(1467~77)などのために一時中断したものの霊元(れいげん)天皇によって1665(寛文5)年、中興された。明治時代に入って廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のため再び中断し忘れ去られていたが平成17年4月、再興された。

 同霊場では、三十三間堂に33カ寺の境内の砂を敷き、それらを踏みながら礼拝する「お砂踏み巡礼」をはじめて行っている。14日まで(午前9時~午後4時)。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ