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正式許可なく「硯石」周辺整備 渋川市特別委が経緯調査

 渋川市北橘町の市有地にある巨岩「硯石(すずりいし)」をめぐり、市議を含む住民有志による周辺整備が市の正式な手続きを経ずに行われていたことが判明し、岩の掘り起こし作業や市の許可手続きの経緯などを調べる市の特別委員会が7日、現場で確認作業を行った。

 硯石は赤城山西麓にある巨岩。旧北橘村の「北橘村誌」によると、親鸞上人が岩の上部の凹(へこ)みにたまった雨水で墨をすり、和歌を作ったという伝説がある。

 掘り起こされる前は上部だけが地面から露出し、大人が立って凹みを見下ろせる状態だった。市の指定文化財ではないが、そばには市教育委員会が立てた説明書きの看板もある。

 特別委のメンバーら12人は7日午前、現場で岩が重機で掘り起こされて約10メートル移動した状況や、作業中にできたとみられる傷などを確認した。

 掘り起こし作業には男性市議が無償で参加。有権者への寄付行為を禁じる公職選挙法に抵触するのではないかとの指摘が一部から出ている。

 特別委の委員長を務める田辺寛治市議は「調査結果を12月の市議会に報告したい」と話した。

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