PR

地方 地方

播磨国総社で「三ツ山大祭」装飾で使用の小袖の陰干し 

境内で陰干しされる色とりどりの小袖=姫路市の播磨国総社
境内で陰干しされる色とりどりの小袖=姫路市の播磨国総社

 20年に1度開催される県重要無形民俗文化財の祭礼「三ツ山大祭」の装飾に使う小袖の陰干しが7日、姫路市の播磨国総社で行われた。祭りの保存会では、こうした作業などを継続的に取り組むことで祭礼の国重文指定を目指すという。

 氏子や巫女(みこ)らがこの日朝、保管している着物の小袖のうち約200着を、大樹に囲まれた境内の一角に持ち出して陰干し。シートに広げて並べたり、さおに通したりしてさわやかな外気にさらした。

 三ツ山大祭は高さ18メートル、直径10メートルの大きな「山」を3つ築き、天下太平を祈る神事。60年に1度の「一ツ山大祭」と合わせて、全国的にも珍しい同神社の伝統行事として受け継がれている。3つの山のうち、「小袖山」は小袖を表面に貼り合わせて築かれ、平成25年に行われた前回の大祭では、1千着以上の小袖が山の装飾に使用された。

 神社内には、令和15年に行われる次の大祭のため、氏子や崇敬者らから奉納された小袖約5千着が保管されている。小袖の陰干し作業は、前回大祭後の平成27年に氏子らで結成した「播磨国総社一ツ山大祭・三ツ山大祭保存会」が行事として29年に始めた。

 保存会の田中種男会長は「小袖の陰干し作業をはじめ、大祭で披露する謡囃子(うたいばやし)の再興や、祭礼の記録となる会報誌の発刊などを保存会が手がけて継承することで、祭礼の国重要無形民俗文化財への“格上げ”に結びつけていきたい」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ