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熊本城、被災後初の一般開放 勇壮な大天守間近に

一般開放され多くの来場者でにぎわう熊本城の大天守周辺
一般開放され多くの来場者でにぎわう熊本城の大天守周辺

 平成28年4月の熊本地震で被災し、立ち入り規制が続いていた熊本城(熊本市)の大天守周辺が5日、3年半ぶりに一般開放された。今後も日時を限定して開放され、外観の修復が進む大天守の勇壮な姿を間近で楽しめる。市は来年3月末までに52万人の来場者を見込む。

 券売所のある「二の丸広場」には朝から多くの人が集まり、午後1時に「開門」の掛け声とともに「天守閣前広場」までの約450メートルの見学コースを歩いた。大天守近くでは、白のしっくいと黒い壁のコントラストに感嘆の声が上がった。

 熊本県合志市の自宅が一部損壊した自営業、内田末子さん(72)は「城は体の一部のようなもの。私も前に進んでいきたい」と語った。6日に熊本市で開かれるラグビー・ワールドカップの試合観戦に訪れたカナダのアンドリュー・マクベイさん(25)は「梁(はり)の形も素晴らしい」と見とれていた。

 小天守は足場に覆われて工事中。大天守も含め内部は修復中で令和3年春ごろに見学できる見通し。城内の全ての工事が終わるのは令和19(2037)年ごろになる予定。大西一史市長は開放前の式典で「天守閣の瓦や石垣が崩落した悲しい光景は生涯忘れないが、全国からの寄付で力強い応援をもらった。着実な復興への歩みを実感してほしい」と語った。

 一般開放は主に日曜祝日で、14日までは連日入ることができる。11日までの平日は午後1時~5時、それ以外は午前9時~午後5時。入場料は高校生以上500円、小・中学生200円となっている。

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