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世界ジオパークで日本委、秋吉台の推薦見送り 山口

 有識者らでつくる日本ジオパーク委員会は、貴重な地形や地質を備えた自然公園「世界ジオパーク」への認定を目指す山口県の「Mine秋吉台」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への来年の推薦を見送ると発表した。認定は最短でも令和5年以降となる見通し。

 委員会は見送りの理由を「来訪者にジオパークの国際的な価値を十分伝えられていない」と指摘した。さらに、世界ジオパークに対する地域での理解浸透も課題とした。

 Mine秋吉台は広さ約470平方キロで、同県美祢市の全域に相当する。石灰岩からなる国内最大のカルスト台地や鍾乳洞で知られ、早春恒例の山焼きには多くの観光客が訪れる。平成27年に日本ジオパークに認定された。

 また委員会は、日本ジオパークへの新規認定を目指す「五島列島」(長崎)も審査したが、認定を見送り、ガイド養成や教育活動などを引き続き求めた。五島列島は長崎県五島市の島々や海域で構成し、福江島にある断崖絶壁の大瀬崎は代表的景観の一つとされる。

 このほか、日本ジオパークに認定済みの「桜島・錦江湾」(鹿児島)のエリア拡大については保留とし、運営態勢の改善などを注文した。

 日本ジオパークは全国に44地域あり、そのうち9地域が世界ジオパークに認定されている。

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