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【FIGHT9日和】那須どうぶつ王国 大空舞台に迫力バードショー 栃木

 那須どうぶつ王国は那須高原の北部、標高約750メートルの高台に位置します。広葉樹の森が広がる豊かな自然に恵まれ、ニホンカモシカなど野生動物の宝庫です。主峰、茶臼岳も四季折々の姿で私たちを魅了します。園内にはカピバラ、アルパカ、ラクダの他、意外ですがペンギン、オットセイなど水辺に住む動物も多く展示されています。給餌(きゅうじ)体験やパフォーマンスを通して動物本来の生き生きとした姿を観察できます。お客さまにとっては、約150種600頭羽が暮らす王国に「入り込む」という表現がぴったりです。

 開園20年の一昨年、バードパフォーマンスショーを一新、那須の大空を舞台に会場を新設しました。遠くの森から1羽のタカが飛び立って会場に迫り、歓声が沸き起こります。トレーナーが猛禽(もうきん)類の狩りの仕方の違いを、このタカを使った実際のフライトを通して解説するのですが、時には野生のトビの群れが上空に現れ、登場する鳥と見間違って笑いが起きることも。最後は鳥類最速のハヤブサの狩りの実演です。パフォーマンスショーの終了後、鳥たちのことが絶対に好きになっているはずです。

 亜熱帯の湿地を再現した全天候型屋内施設「ウェットランド」では初の猛獣、ジャガーの展示を開始。絶滅危惧種に指定されるハシビロコウの繁殖にも挑戦しています。

 「保全の森」はツシマヤマネコやライチョウなど日本固有種の保護を目的に、近縁種のシミュレーション飼育・展示を行い、保護に役立つ飼育技術の確立を目指しています。レストラン「ヤマネコテラス」では、保護活動の一環として生産されている「ツシマヤマネコ米」を使ったメニューを提供、来園者が食べることで、売り上げの一部がヤマネコが狩りをする餌(えさ)場(田んぼ)を守る資金となり、環境保全につながっています。

 今年春には全天候型回廊も完備した「アジアの森」がオープン。貴重なマヌルネコには待望の赤ちゃんが誕生し、現在は人工哺育(ほいく)下ですくすく成長しております。

 このように地球環境対策や野生動物の保護は園の責務と考えております。昨年10月、動物園で初めてプラスチック製品の使用をやめ、紙製や再利用可能なものに切り替えました。今年8月には栃木県と県内の全25市町が共同で全国初の「プラごみゼロ宣言」を行ったことは心強く感じています。そして、東南アジアのボルネオ島に生息する絶滅危惧種を守るため、北海道旭川市の旭山動物園、グループ園の神戸どうぶつ王国などと昨年から「ボルネオ保全プロジェクト」を発足。これからも動物園の使命として、国内および世界的に危機にある野生動物の保全に取り組んでいきます。

 ぜひ遊びにお越しください。(那須どうぶつ王国総支配人 鈴木和也)

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 ■那須どうぶつ王国 那須町大島1042の1▽営業時間=平日午前10時~午後4時半、土日祝午前9時~午後5時(季節により変動)▽入園料=中学生以上2400円(冬季1400円)、3歳~小学生1千円(同700円)▽水曜休園(GW、祝日などは営業)▽東北自動車道那須高原スマートICから15分、JR那須塩原駅からシャトルバスあり▽0287・77・1110

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【用語解説】ファイト・ナイン

 福島(F)茨城(I)群馬(G)栃木(T)4県の動物園や水族館9施設が連携、動物との触れ合いを通し命の大切さを学んでもらうとともに地域活性を目指す取り組み。スタンプラリーの他、持ち回りで移動動物園などのイベントを行っている。Hは心の絆を表すハート(HEART)の頭文字。

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