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【ラグビーW杯】おもてなしエリア、大熱狂 エコパ周辺、異国間交流盛んに 静岡

 ラグビーの大熱狂が“サッカー王国・静岡”に訪れた。ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、28日に静岡スタジアム(エコパスタジアム)で日本-アイルランド戦が行われ、初の8強入りを目指す日本代表は番狂わせを演じ、スタジアムは大歓声に包まれた。会場周辺ではキックオフ前からビールを片手にしたファンたちが和気藹々(あいあい)としたムードで盛り上がり、ラグビーの祭典を満喫していた。

 午前9時ごろから、スタジアム周辺には日本とアイルランドのファンが到着。JR愛野駅近くに設けられた「おもてなしエリア」では日本代表の桜のジャージーと鮮やかな緑のアイルランド・ユニホームを着たファンがビールの杯をかわし、記念撮影する光景が見られた。アイルランド出身のネル・フリンさん(35)は日本に4週間滞在予定。前日は富士山を訪れたという。「日本はスピードがあっていいチーム。良い試合を期待している」と話した。

 「アイルランド、アイルランド」。同エリアで緑のユニホームを着た大男らと肩を組んで大合唱していたのは、東京都から観戦に訪れたという柳宏明さん(32)ら3人。アイルランド共和国と英国の北アイルランドの統一チームであるアイルランドにはアイルランド・コールと呼ばれる特別な曲がある。「国と国を超えたアンセム。一緒に歌えば交流できると練習してきました」と柳さん。日常では味わえないW杯独特の高揚感に息を弾ませていた。

 小さい折り鶴を通してアイルランド・ファンと交流していたのは、浜松市浜北区の江間充祐さん(44)。日本国旗とアイルランド協会旗をつなげて印刷した長さ6センチの紙で作った連鶴をプレゼント。器用に折っていく姿に興味津々で見入るアイルランド人の姿も。海外メディアに取材を受ける注目ぶりだった。「英語は話せないが、“折り紙”は日本語のままで世界に通じる。せっかく世界中から来てくれるので、この機会に交流したいと思った」と自分流の“おもてなし”で歓迎していた。

 おもてなしエリア入り口では袋井市の5つの自治会が山車を披露し、太鼓と囃子(はやし)を奏でた。山田川自治会の坂本光弘会長(46)は「(2002年のサッカーW杯日韓大会で)ベッカムが来て以来の盛り上がり。とてもうれしい。いつもより激しく練ってしまった」と笑顔がはじけた。

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