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入間の中学生が段ボール瓦製作 台風15号で被害の千葉を支援  

 台風15号で住宅の屋根瓦が損壊する被害が相次いだ千葉県の被災地を支援するため、入間市立藤沢中学校で27日、1年の生徒が防水加工を施した段ボールの瓦づくりに取り組み、近く千葉県鴨川市に届ける予定だ。一部の生徒が24日に千葉県内での災害ボランティア活動を通じて瓦の作り方を体験。これを契機に支援の輪を広げようと学校ぐるみで製作することになった。 (岡田浩明)

 段ボールの瓦は、NPO法人「災害救援レスキューアシスト」が応急措置用として「アシスト瓦」と呼んでいる。

 この日、中学1年生約200人のうち約70人が瓦づくりに参加した。30センチ四方の大きさにカットした段ボールを防水シートで包み込むように覆い、防水テープを貼り付けて完成。最後はシートの上にマジックでイラストや「千葉を応援しています」などとメッセージを書き込んだ。100枚製作し、鴨川市の社会福祉協議会に届ける。

 藤沢中1年の池亀なずなさん(12)の父、健一さん(41)が24日、なずなさんや同級生3人とともに鴨川市など被災地を訪問。がれきの撤去や炊き出しなどを体験し、レスキューアシストからは段ボールの瓦づくりを教わった。「いろいろな人に広めれば、多くの瓦を作ってもらえる。学校の先生に言ってみれば」と健一さんが提案し、なずなさんらも「これなら自分たちでもできそうだ」と思って学校側に相談した。学校も生徒の熱意に応え、瓦づくりが実現した。

 なずなさんらと一緒に被災地で活動した杉本乃亜さん(13)は「瓦づくりで被災地の人たちが救われる。本当によかった」と笑みを浮べた。

 入間市などによると、鴨川市では市内の180棟から屋根が損壊し、ブルーシートをはってほしいという要望がある。うち防水加工の段ボールの瓦でも対応できるか関係機関で調査している。

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