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境の一家殺傷 県警「土地勘ある人物」念頭 周囲から分かりにくく

 境町若林の民家で会社員の小林光則さん(48)と妻の美和さん(50)が殺害され、長男(13)と次女(11)が重軽傷を負った事件で、県警は26日も夫妻が殺害されていた2階寝室などでの現場検証を続けた。現場の住宅が、木々に囲まれた周辺から分かりにくい場所に立地していることから、県警は「土地勘のある人物」(幹部)を念頭に捜査を進めている。(永井大輔)

 「あそこに家があるなんて気がつかなかった」

 近くの道をよく通るという古河市の男性がこう語るように、小林さん方は付近の道路などからは確認しにくい場所にある。

 近隣住民らによると、小林さん方は東側の道路から敷地に入り、60メートルほどの道で家屋に向かうことができるほか、北側の釣り堀そばからも家屋へと続く約20メートルの細い道があった。ただ、小林さんは今年に入り、細い道の入り口付近にひもをかけて通れないようにしていたという。

 捜査関係者によると、1階の部屋に犯人が立ち寄った形跡はなく、1階の無施錠の箇所から侵入した後、直接2階に向かったとみられる。住宅周辺の地理を熟知していただけでなく、家の間取りなども認識していた可能性が浮上している。

 敷地内では、小林さん一家以外の靴の足跡も確認されており、県警は侵入や逃走の経路の特定を急いでいる。

 小林さん夫妻は23日未明、2階の寝室の布団の上で切り傷を負った状態で倒れているのを駆けつけた境署員に発見され、現場で死亡が確認された。就寝中に襲われ、寝室にあった固定電話の子機から美和さんが110番通報したとみられる。1階にいた大学3年の長女(21)にけがはなく、「物音やサイレンの音で気付いた」と話しているという。

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