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地震で被災の熊本市民病院が再建 災害対応機能を強化

移転・再建した熊本市立熊本市民病院で開かれた記念式典
移転・再建した熊本市立熊本市民病院で開かれた記念式典

 熊本地震で被災し、新生児を含む310人の入院患者が転院や退院を強いられた熊本市立熊本市民病院が、災害対応機能を強化して移転・再建され、記念式典が21日開かれた。10月1日に開院し、同7日から外来診療を受け付ける。

 転院後に4歳で亡くなった宮崎花梨ちゃんの母、さくらさん(40)=合志市=は、遺影を抱えて見学した。「亡くなった人の思いや教訓が生きている。二度と娘と同じような人を出さないでほしい。地震を経験していない人にも、なぜ再建に至ったのか伝えてくれれば」と、涙ぐみながら話した。

 新病棟は7階建てで、約2キロ離れた場所に再建された。診療科は31科。強い揺れや断水の時にも診療体制を保てるよう、免震ダンパーや、井戸水を活用した給水設備を導入した。

 式典には遺族や行政関係者ら約200人が出席した。大西一史市長が「命を守る拠点の病院が耐震性不足から機能せず、申し訳なかった。災害に強く、女性と子供に優しい病院として地域医療の充実に努める」と誓った。

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