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楕円球で人づくり50年 福岡「草ケ江ヤングラガーズ」、W杯で国際交流も

ミニゲームをする「草ケ江ヤングラガーズ」の中学生
ミニゲームをする「草ケ江ヤングラガーズ」の中学生

 福岡市に来年、創立50年を迎えるジュニアのラグビークラブ「草ケ江ヤングラガーズ」がある。モットーはラグビーを通じた「人づくり」。20日開幕のワールドカップ(W杯)日本大会に合わせ、ニュージーランドのジュニア選手をホームステイで受け入れるなど、国際交流も進める。

 8月上旬、強い日差しの下、グラウンドを約50人が駆け回っていた。「走れ」「もっと当たれ」。コーチから声が飛ぶ。タックル練習の後はミニゲームだ。真っ黒に日焼けし、息を切らす子供には笑顔が目立つ。入部8年目の中学2年、目原庚之佑さん(14)は「倒れても立ち上がるという精神を学んだ。心が鍛えられる」と語った。

 昭和45年に創立。現在は幼稚園児から中学生まで約230人が在籍し、週末に練習や試合をする。親がラグビー経験者で子供が入部するケースが多いという。経験者はボランティアで指導するなど、保護者も運営に関わる。

 クラブ事務局長の本江嘉将氏(42)は「ラグビー上達だけでなく、人格の形成を大切にしている」と話した。

 2年に1度、ラグビーの本場ニュージーランドのクラブと交流する。今年はW杯に合わせて9月、ジュニア選手のホームステイを保護者が受け入れ、練習試合も。

 古豪クラブの活動が活発な背景には、九州に根ざすラグビー文化の存在もある。学校にラグビーの授業があり、数多くの日本代表を輩出する。九州ラグビーフットボール協会の川地光事務局長(62)は「OBが熱心に指導するチームに子供が集まり、地域に根付いている」と語った。

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