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鹿沼市初の「いちごワイン」誕生 「かわいい」前面、新たな名物期待

 イチゴ栽培が盛んなことから「いちご市」を宣言する鹿沼市で、市内初となる「いちごワイン」が誕生した。鮮やかな赤色が特徴でほんのりとした甘みとさわやかな酸味が同居。「かわいい」をコンセプトにしたアルコール度数控えめの親しみやすい味で、若者や女性への浸透も目指す。関係者は「市の新たな名物になれば」と期待を込めている。(根本和哉)

 いちごワインを製造したのは、同市下奈良部町のワイナリー「かぬま里山わいん」。市職員と「イチゴを使った新しい名産品がほしい」と話し合い、今年6月にワインの製造に取りかかった。

 使用したのは市内産の「とちおとめ」と「とちひめ」で、計約1・5トンを用いて500ミリリットルのボトルを2200本製造。一般的なブドウのワインと同じ製法を用いて、イチゴを専用の機械で発酵させた。香り、甘み、酸味のバランスが良くなるように、完熟直前の新鮮なイチゴを使用。色鮮やかな品種のとちひめを用いたことで、しっかりとした赤い色味を出すことに成功した。

 コンセプトは「かわいい」だ。アルコール度数は10%と高くなく、すりガラスを用いたボトルやかわいらしいデザインのラベルなど、若者や女性が手に取りやすくなっている。

 3日には関係者向けに完成披露会が開かれ、佐藤信市長らが試飲。「香りもよく、適度に甘くておいしい」「若者や女性も飲みやすいのでは」などと声が挙がっていた。

 ワイナリーを運営する宇賀神緑販の宇賀神喜一(きいち)会長(69)は「新鮮なイチゴが安く大量に手に入る鹿沼ならではのワイン。夏は冷やして、冬は常温で飲むのがおすすめ」と話した。生産量の4分の3はすでに予約が入っており、来年には増産する予定だという。

 1本1188円(税込)。同ワイナリーの他、東武宇都宮百貨店(宇都宮市宮園町)などでも販売予定。状況を見て販売店の拡大も検討する。

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