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停電・断水 暑さに追い打ち 給水車に長い列、車中泊も 千葉

 停電はいつ解消されるのか-。台風15号が本県を襲って3日目の11日。各地で停電と断水が、暑さに悩む住民を苦しめた。この日も給水車には列ができ、エアコンを付けた車で車中泊をする住民も。停電が早期に解消されなければ、県民の健康への影響も懸念される事態となっている。

 10日の東京電力の見込みでは県内の停電は11日中に復旧するはずだったが、11日午後7時現在も約40万軒の復旧が終わっていない。各地の断水は送水ポンプが停電で使えなくなっているためで、電力が復旧しなければ、断水も解消しない。

 停電が解消されないことに加え、住民からは水が自由に使えない不便な生活への不満の声があがる。

 富津市の女性会社員(56)は「コンビニやスーパーも開いていないから食べ物がない。ガスは大丈夫だが、トイレや食事を作るのに水が必要。洗濯物もたまっている」とこぼす。

 八街市の市中央公民館は11日午前1時ごろに電気や水道が復旧したものの、自主避難する住民であふれかえかえった。

 同市の田口文恵さん(52)は「正午ごろに市役所に連絡して避難場所と知った。熱中症気味で息子と病院へ行ったが休診で、車のガソリンもほとんどない状態。今日はここに宿泊します」と話した。

 一方で、車中泊する住民の姿も見られた。子供3人を連れて軽乗用車で車中泊しているという同市の主婦、本田紀子さん(45)は車中泊中に事故にあったという。それでも車中泊をしているのは「夜は暑くて部屋にいられない」から。自宅近くのコンビニに車を止めている。

 11日夕に県庁で行われた県の第2回災害対策本部会議。東電による復旧予定がずれ込み県民生活への影響の長期化が懸念されることについて、森田健作知事は「全力での早期復旧と県民への正確な情報提供を改めて要請する」と強い口調で語った。

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