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佐賀・大町の流出油の除去終える 監視は継続

 8月に九州北部を襲った記録的大雨で鉄工所から油が流出した佐賀県大町町で10日、緊急対策としての除去作業が終わった。この日は国土交通省や県、自衛隊などから約660人が参加して除去作業をし、最終確認もした。ただ、水路や道路などに油膜や油じみが一部残っており、県などは今後も監視を続ける。

 山口祥義知事は「多くの人手を使う対策は一区切りした。先が見えなかったが(作業終了に)たどり着くことができた」と述べた。

 県と大町町によると、大雨の影響で「佐賀鉄工所大町工場」から約5万リットルの油が流出し、約83万平方メートルに広がった。ボートに乗った参加者が、水路に油を吸着するマットを並べたり、油が付着したごみを一つずつ拾い集めたりした。期間中に使われた油の吸着マットは約21万枚に上った。

 一方、隣接する同県武雄市は10日、被災者の生活再建などを目的とした復興対策室を11日に設置すると発表。相談窓口も11日、電話による相談専門ダイヤルも12日に開設する。小松政市長は「一日も早い復興を目指したい」と語った。

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