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台風15号、茨城県内でも猛威 4万2000人に一時避難勧告

 台風15号の影響で、県内では強風にあおられて転倒するなどの事故が相次ぎ、9日午後5時現在の県のまとめでは12人が負傷した。重体や重傷の事故は確認されていない。

 消防によると、日立市の80代女性が自宅の庭で風にあおられて転倒したほか、潮来市で強風を受けた車が横転し、中にいた20代男性が手にけがをした。石岡、神栖、北茨城各市と大子町では一時、計1万6134世帯4万2148人が避難勧告の対象となった。

 日本原子力研究開発機構によると、大洗研究所(大洗町)にある材料試験炉の2次冷却塔が倒壊した。けが人はおらず、放射性物質の漏洩(ろうえい)などもないという。

 水戸地方気象台によれば、今回のように県内を縦断した台風は平成28年8月の9号以来、3年ぶり。県西から県北へ抜けるコースもほぼ同じだった。

 15号の特徴は、千葉市に上陸後も強い勢力のまま北上を続けたことで、県内で観測された最大瞬間風速のうち、龍ケ崎(36・9メートル)と鹿嶋(36・6メートル)はいずれも過去最高値となった。

 また台風の規模としてはコンパクトで、通常のように広い範囲へ影響が及ばない半面、通過の際には急に風雨が強まる危険性がある。県内の雨量は、北茨城で降り始めから24時間で200ミリを記録したのが最高だった。

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