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上野国分寺跡で掘立柱塀柱穴など発見 県教委15日に説明会

 県教育委員会は9日、国史跡「上野国分寺跡(こうずけこくぶんじあと)」(前橋市、高崎市)の発掘調査で、寺院を区画する施設の「掘立柱塀」の柱穴と、敷地の内側の溝である「内溝」を発見したと発表した。区画施設はこれまで「築垣(ついがき)」と呼ばれる土塀の存在しか分かっていなかった。県教委は15日に一般向けの現地説明会を開く。

 県教委によると、上野国分寺は奈良時代の天平13(741)年に聖武天皇が発した「国分寺建立の詔(みことのり)」により建立。敷地は東西約220メートル、南北約235メートルにもなり、昭和~平成の2期にわたる発掘調査で、周囲が築垣で囲まれていたことが判明している。

 県教委は今年5~9月の発掘調査で、寺院を区画する施設として築垣以外に掘立柱塀を建てるための柱穴を新たに発見した。さらに内溝(幅3メートル、深さ1メートル)も見つかった。

 県教委はこれらが存在した時期から、「区画施設として掘立柱塀が短期間利用された後、築垣に取って代わられた。築垣が壊れた後は溝が使われるようになった」と説明。今回の発見で区画施設の変遷が鮮明になったとしている。

 また、築垣を造る土砂を採取するための「土採り穴」や、基礎である「基部」も発見された。

 15日の説明会は上野国分寺跡ガイダンス施設で午前11時、午後2時、同4時の計3回を予定。連絡先は県教委文化財保護課(027・226・4684)。

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