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古墳時代の日韓交流探る 下関で古代史シンポ

古代の交流を学ぼうと開催された古代史シンポジウム
古代の交流を学ぼうと開催された古代史シンポジウム

 古墳時代の日韓交流を考える「古代史シンポジウムinしものせき」が、山口県下関市の海峡メッセ下関で開かれた。6回目となる今回は、朝鮮半島と九州に残された横穴墓の比較を中心に、研究者らが講演やパネルディスカッションをした。

 熊本県宇土市教委の藤本貴仁氏は、韓国・公州市の丹芝里遺跡にある5~6世紀の横穴墓の調査結果を発表し、「百済に渡った北部九州の倭人の墓という見解が有力だ」と述べた。

 同市には、百済の都があった。藤本氏は、構造などから北部九州に由来すると考えられる一方で、一部にそもそもの作り方が異なる点もあると指摘した。「南部九州の横穴墓の造り方を熟知した人間が関わった可能性もある」と説明した。

 NPO法人「人類学研究機構」の松下孝幸氏らは、両国の横穴墓から出土した人骨の研究を続けている。「人骨のDNA分析を進めてデータを蓄積すれば、古墳時代の日韓交流がより明確になる」と訴えた。

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