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網野銚子山古墳、くびれ部の位置確認 京丹後市教委が調査

掘調査でわかった網野銚子山古墳の「くびれ部」(男性が指し示したあたり)。くびれ部から右が前方部、左が後円部=京丹後市網野町
掘調査でわかった網野銚子山古墳の「くびれ部」(男性が指し示したあたり)。くびれ部から右が前方部、左が後円部=京丹後市網野町

 京丹後市教育委員会は4日、日本海側の古墳では最大規模の前方後円墳「網野銚子山古墳」(同市網野町、全長約201メートル)の今年度の調査結果として、前方後円墳の後円部と前方部がまじわる「くびれ部」の位置が確認できたと発表した。同市教委は「築造時の古墳の姿が再現できる大きな成果」と話している。

 同古墳は4世紀末~5世紀初頭に築造されたとされる。今回の調査は、古墳公園整備事業のための発掘調査で、平成27年度から行っている。

 調査では「くびれ部」の斜面に古墳を立派に見せ、土砂の流出を防ぐ葺石(ふきいし)を確認。前方部の斜面の裾には葺石の一番下に置かれる「基底石」が直線上に配置され、それに沿って埴輪(はにわ)が並べられている状態を確認するなど、前方後円墳の前方部の形状が推測できる多くの発見があったという。

 同市教委文化財保護課の岡林峰夫さん(47)は「他の大きな前方後円墳の調査にも参考になる成果」と意義を強調している。

 古墳公園の整備事業は今年度から着手しており、令和4年度に完成する予定。

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