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栃木県内社長の平均年齢60歳 進む高齢化 事業承継に課題も

 県内企業の社長の平均年齢は60・0歳で、15年前と比べ2・8歳上昇したとする調査結果を、調査会社の帝国データバンク宇都宮支店が公表した。全国平均より0・3歳高く、47都道府県で22番目に高いという。約50年前の高度成長期に起業した経営者の多くが高齢化し、事業承継という課題が重みを増しつつある。(山沢義徳)

 昨年時点で、同社が保有する県内の株式会社と有限会社の経営者約1万6千人のデータをもとに調査した。

 その結果、年代別の最多は60代(4883人)で、以下50代(3767人)、70代(3580人)と続いた。「60歳以上」が約54%と過半数を占める半面、40代は18%強の2892人、30代以下は3%強の555人にとどまった。

 業種別の平均年齢は不動産業(63・1歳)が最高、サービス業(58・8歳)が最低だった。

 平成15年の調査で60歳以上の割合は39・9%(6240人)、30代以下は4・7%(729人)だった。15年間で高齢化と同時に若い経営者が減ったことも浮き彫りとなり、帝国データバンクは「若年層の起業家育成にも目を向ける必要がある」と指摘する。

 一方、昨年一年間に社長が交代した企業は625社で、交代率は3・5%。前年の614社を上回り、調査を始めた平成2年以来の最多を更新した。

 ただ、昨年末公表した別の調査では60%以上の企業が「後継者が不在」と答えており、事業承継は地域経済の課題としても対応が迫られる。

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