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悩める若者の自立サポート 宇都宮のNPO法人が小中学生向けフリースクール 今月まで体験受け付け

フリースペース「ミズタマリ」で小中学生向けのフリースクールを始めた土橋優平代表理事=宇都宮市峰町
フリースペース「ミズタマリ」で小中学生向けのフリースクールを始めた土橋優平代表理事=宇都宮市峰町

 学生の居場所づくりなどの支援をしている宇都宮市のNPO法人「キーデザイン」(土橋優平代表理事)は、不登校の小中学生向けに今年、同市峰町にフリースクールをオープンした。10月の本格始動を前に、今月まで体験希望者を受け付けている。夏休み明けの時期は不登校が最も増加するとの指摘もある中で、土橋代表理事は「ありのままでいられる空間をつくっている。まずは体験してみてほしい」と話している。

 土橋代表理事は、生きづらさを感じている若者が安心できる居場所を作り、自立までサポートしようと、平成28年に同法人を立ち上げた。市内の通信制高校で大学生スタッフらと授業を行うほか、大学生や20代の若者が人生の失敗などを語った動画を「生き方の学校」として動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信。参加者同士が安心して自身の悩みを打ち明けられるイベントも開催している。昨年8月には「不登校は不幸じゃない」をテーマに、経験者2人が不登校について語るイベントを開いた。

 さらに、地域の人の協力もあり今年6月、悩みを抱える人たちの居場所としてフリースペース「ミズタマリ」をオープン。「心に雨が降ったとき、ミズタマリがあったと思える空間にしたい」と名付けた。

 年間約250人の子供たちと関わってきた土橋代表理事。フリースペースができたことから、要望を受けフリースクールをスタートすることになった。特徴は表面的な学校復帰を目的としないこと。勉強や集団生活を学ぶ場所は学校以外でも選択肢があるべきだとの考えで、個性を大事にし自信につなげることを目指す。

 現在は不登校の小中学生を週2回受け入れ、宇都宮大学の学生スタッフらが、雑談や遊びを通して自分の好きなことを発見できるようサポートしている。土橋代表理事は「不登校に悩む小中学生はたくさんいる。いろいろな場所で経験を積んで自立につなげて」と話している。

 運営に関わる学生ボランティアや寄付者も募集中。問い合わせは同法人(080・1853・6296)。(松沢真美)

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