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那須塩原で「大正天皇と塩原温泉」展 行啓録や8歳当時の帽子初公開 あす生誕140年記念コンサート

大正天皇ご生誕140年を記念して開かれている企画展=那須塩原市塩原の塩原もの語り館
大正天皇ご生誕140年を記念して開かれている企画展=那須塩原市塩原の塩原もの語り館

 那須塩原市塩原の塩原もの語り館で、企画展「大正天皇と塩原温泉~皇室に愛されたやすらぎの郷」が開かれている。御用邸を構え長期滞在するほど塩原を愛した大正天皇のゆかりの品々や写真など、初公開を含む貴重な資料約100点が展示されている。大正天皇の誕生日の今月31日には、生誕140年記念コンサートも開催される。(伊沢利幸)

 大正天皇は皇太子時代の明治35年夏、避暑のため初めて塩原を行啓した。塩原の自然や温泉などを気に入って翌年も行啓し、栃木県令を務めた三島通庸(みちつね)の別荘に滞在。その後、三島家が別荘を当時の宮内省に献上し、塩原御用邸が造営された。初めての行啓から44年までの10年間をみても、総滞在日数は実に219日にものぼるという。

 同展は、塩原を愛した大正天皇の生誕140年を記念した企画。宮内庁や三島家などの協力を得て、塩原滞在中の様子を記した「行啓録」、8歳当時に使用していた帽子、旧塩原御用邸の写真などが初公開されている。

 このほか、今も専門家らに高く評価されている大正天皇の和歌や漢詩なども展示。滞在中は必ず塩原を散策し、多いときには1日3回外出したことや、その多くが自転車や徒歩での外出だったことなど、当時のエピソードも紹介している。

 また、大正天皇の誕生日には、塩原御用邸で宮内省の楽師による音楽会が開かれていた記録が「行啓録」に残されていたことから、31日に同館と千本松牧場(同市千本松)で生誕140年の記念コンサートが開かれる。

 同展やコンサートを企画した塩原温泉観光協会副会長の臼井祥朗(さちお)さん(54)は「大正天皇をはじめ皇室とゆかりが深い塩原の歴史を知ってもらえたらうれしい」と話した。

 コンサートは同館が午後1時半、千本松牧場が午後4時半から。企画展は11月30日まで。問い合わせは同観光協会(0287・32・4000)。

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