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足利学校・鑁阿寺周辺の建築には10月から全て届け出必要に

 史跡足利学校(同市昌平町)、鑁阿寺(ばんなじ)(同市家富町)周辺約32ヘクタールが市内初の景観重点地区に指定されたのを受け、同地区内の新築や改築など全ての建築行為について10月1日から、市への届け出が必要となる。市はガイドラインを作成し、対象住民への周知に当たっている。

 対象は足利学校と隣接する鑁阿寺を中心に、国道293号、県道桐生岩舟線などに囲まれた地区。全ての建築物の新築・増築・改築などが対象となり、屋根や外壁、窓、ベランダなどの色彩、素材が周辺の歴史的文化的景観に調和するように求められる。また敷地の境界部には生け垣を設け、ごみ置き場や室外空調機なども通りから目立たないようにする。

 市都市計画課は「ガイドラインを適切に活用し、指導、助言に努めたい」としている。

 足利学校と鑁阿寺は足利の顔で、市内きっての観光スポット。市は土地の公有化、周辺道路の石畳整備なども進める。一方、周辺は都市計画法上、商業地域、近隣商業地域のため高層建築物も可能で、景観への影響が心配されていた。

 市は歴史と文化にあふれた景観形成を目指し、2年前、地元住民らの「まちなみづくり協議会」を組織化。協議を重ね、今年2月1日付で市景観条例に基づく景観重点地区に指定していた。(川岸等)

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