PR

地方 地方

上三川HPの杉江選手が2年連続で最優秀賞 第37回北関東乗馬大会

 北関東の乗馬愛好者らが技を競う「第37回北関東乗馬大会」が25日、日光市所野の日光乗馬クラブで開かれた。太陽が照りつける青空の下、幅広い年齢層の選手が集まり日頃の練習の成果を披露。最優秀選手賞は2年連続で上三川ホースパーク(HP)の杉江伯空(はく)選手(14)が受賞した。

 今大会には他に、ライディングクラブジョバール(RCJ)、宇都宮大馬術部(宇大RC)、筑波スカイラインスティーブル(SS)、日光乗馬クラブ(RC)、高橋ホースアカデミー(HA)の計6チームが参加。馬を正確に運動させる馬場馬術や、障害物を飛び越える障害飛越など計7部門が行われた。

 杉江選手は少年の部の小障害と中障害に出場。正確さと速度で他を圧倒する安定した走りを見せて両部門で優勝し、2連覇を果たした。

 杉江選手以外の特別表彰選手は次の通り。(敬称略)

 優秀選手賞=池鯉鮒(ちりふ)貴(RCJ)▽殊勲賞=桜井篤(同)▽敢闘賞=大森拓海(上三川HP)▽技能賞=高木咲稀(さき)(RCJ)▽審判長賞=松本寮子(日光RC)

                   ◇

 ■基礎見直し 小・中障害完勝

 完勝だった。小障害では2位と約7秒の差をつけて圧倒。中障害では障害物を一つも落とさずに完走した。しかし「まだ馬を扱い切れていない」と杉江伯空選手は謙虚な姿勢を崩さなかった。

 昨年も両部門を制したが、昨冬の北関東ジュニア乗馬大会では優勝に届かなかった。「必ずリベンジする」。乗馬と向き合い直し、再出発した。

 大切にしたのは基礎。手綱などの道具の使い方から、馬の馬場への入れ方、角の曲がり方といった基本的な動作まで、一つ一つ見直した。「少し意識するだけで馬の乗りやすさは大きく変わる。『馬を制している』という感覚を目指した」。週に1日程度の限られた練習時間で集中し、鍛錬を続けてきた。

 本番では人馬一体となって洗練された走りを見せ、2連覇。指導する上三川HPの篠崎宏司さん(78)も「馬上での姿勢がいいし、何より真面目。いい選手になれる」と太鼓判を押す。

 来春からは馬術部のある高校へ進学する予定。「もっと馬とコミュニケーションを取れるようになりたい」。飽くなき向上心で目標の国体出場へ邁進(まいしん)する。(根本和哉)

                   ◇

 ◆最優秀選手賞・杉江伯空選手「連覇できてうれしい。調子は良くなかったが、頭の良い馬に助けられた」

 ◆優秀選手賞・池鯉鮒貴選手「障害を一つも落とさずに飛ぶことができてよかった。次回は小障害でも勝ちたい」

 ◆殊勲賞・桜井篤選手「本番で緊張してしまい、鍛錬不足だった。メンタルの弱さを克服し、次回は杉江選手に勝ちたい」

 ◆敢闘賞・大森拓海選手「小障害はうまくいったが、中障害でミスをしてしまった。次回は中障害でも勝ちたい」

 ◆技能賞・高木咲稀選手「とても緊張したが、うまく乗ることができた。もっと練習して、将来は騎手になりたい」

 ◆審判長賞・松本寮子選手「大会に出るのは初めてだったが、賞をいただいてうれしい。指導してくれた先生と馬のおかげ」

                   ◇

 ◇競技成績

 【少年第2課目馬場馬術】(1)高木咲稀(RCJ)(2)伊藤篤志(宇大RC)(3)国沢花乃(同)【成年小障害飛越】(1)大森拓海(上三川HP)(2)池鯉鮒貴(RCJ)(3)谷山敦子(筑波SS)【少年小障害飛越】(1)杉江伯空(上三川HP)(2)桜井篤(RCJ)(3)山中春香(宇大RC)【成年中障害飛越】(1)池鯉鮒貴(RCJ)(2)大森拓海(上三川HP)【少年中障害飛越】(1)杉江伯空(上三川HP)(2)桜井篤(RCJ)【成年ジムカーナ】(1)松本寮子(日光RC)(2)桑原清(高橋HA)【少年ジムカーナ】(1)飯島夢生(RCJ)(2)大山陽生(同)

 ※第2課目馬場馬術は、馬場内で馬を正確に美しく運動させる競技。規定の順序に従って並足、早足、駆け足、停止などの各運動を審判が採点し、合計点を競う。小障害飛越は、配置された高さ70センチ以下の障害物を時間内に、規定の順序に従って飛び越す。障害物を落下させたり途中で止まったりすると減点。中障害飛越は、障害物の高さが100センチ以下。ジムカーナは、障害物の間を通り抜け、走行時間を競う初心者向け競技。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ