PR

地方 地方

串本に「南紀熊野ジオパークセンター」オープン 紀伊半島の成り立ち紹介

「南紀熊野ジオパークセンター」の展示=22日、和歌山県串本町
「南紀熊野ジオパークセンター」の展示=22日、和歌山県串本町

 紀伊半島の成り立ちや自然などを紹介する「南紀熊野ジオパークセンター」が、本州最南端の串本町潮岬にオープンした。南紀熊野ジオパークに関する研究や教育、観光情報の発信などを担う中核施設で、県の担当者は「多くの人に活用していただき、ジオパークの魅力に触れてほしい」としている。

 南紀熊野ジオパークのエリアは、新宮、白浜、上富田、すさみ、那智勝浦、太地、古座川、北山、串本、奈良県十津川の一部の計10市町村にまたがる。

 紀伊半島南部の海洋プレートの沈み込みで生み出された3種類の地質体が創り出した独特の自然景観や、そこから生まれた熊野信仰などの文化が評価され、平成26年、「日本ジオパーク」に認定された。

 特徴的な見どころの「ジオサイト」として、橋杭岩(串本町)や円月島(白浜町)、社殿がなく川端の岩を祭る相須神丸(あいすかんまる)の高倉神社跡(新宮市)など107カ所が選定されている。

 中核施設は、ジオパークの観光と教育、調査研究の拠点として県が整備を進めてきた。総事業費は約7億4000万円。

 木造2階建て、延べ約978平方メートル。1階には紀伊半島の大型地形模型が設置され、プロジェクションマッピングの大映像で約1400万年前のカルデラの大噴火を再現した。貝の化石発掘などが体験できるコーナーもある。

 2階の映像室では、紀伊半島で起きた火山活動やジオパークの成り立ち、奇岩や巨岩が育んだ信仰などを紹介する映像を上映。観光案内所としての機能もあり、「南紀熊野ジオパークガイドの会」のメンバーが、ジオパークの解説や案内を行っている。

 研究者向けの作業室を設けた建物も併設している。

 入館無料。開館時間は午前9時~午後5時。

 問い合わせはセンター(0735・67・7100)。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ