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那須塩原市やブリヂストンなど、鴫内山一本杉園地周辺の森林保全で連携 間伐や歩道整備計画

 タイヤ製造会社「ブリヂストン」の北関東生産本部(那須塩原市)は、同市や同市森林組合などと連携して、鴫内(しぎうち)山一本杉園地周辺(同市鴫内、約17ヘクタール)で森林保全活動に取り組む。対象エリアを「エコピアの森 那須塩原」と名づけ、森林組合や地域と共同で間伐や歩道整備、花の植栽などを進める。今後、森林学習を実施するほか、観光名所にする計画もあるという。

 対象エリアはJR那須塩原駅から西に約15キロ。標高約770メートルで、市内が一望できる。地元住民ら46人の共有地で約7年前に立ち木を伐採し展望台や駐車場、ベンチなどが整備された。一方、現在は共有地の関係者らでつくる鴫内愛林組合が管理しているが、手入れが行き届かない状態が続いていた。以前から同市内で森林保全活動を続けている同社の提案で、同社が手掛ける「エコピアの森」プロジェクトの一環として整備を進めることになった。

 計画では同社の従業員と森林組合、地域の人たちが共同で整備に取り組む。10月に「エコピアの森」の看板を設置して開所式を行い、来年以降は整備活動に加え、森林学習や親子で楽しむハイキングなどのアウトドアイベントなども実施する。また、エリア内をアジサイで彩り観光名所にする計画もあり、今秋から植栽を開始する。

 今月6日には同市役所で関係者が覚書に調印した。同生産本部の井上和明本部長は「地域の森林生態系を未来の子供たちにバトンタッチしたい」と意気込みを示した。渡辺美知太郎市長も「市内の森林では伐採などの手入れ不足の問題もある。活動を通して子供たちを含めた市民に森林のもつ機能や林業に対する理解を深めてほしい」と期待した。(伊沢利幸)

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