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山村暮らし、若者に焦点 宮崎の小河さんが写真集出版

出版した写真集を手にする小河孝浩氏
出版した写真集を手にする小河孝浩氏

 九州中央部の山あいに位置する宮崎県西米良村に暮らす平成生まれの若者を撮影した写真集を、同村在住の写真家、小河孝浩氏(58)が出版した。人口減少に歯止めがかからないが「西米良という小さな村で懸命に生きている若い人の姿を、見てほしい」と話した。

 写真集「上を向いて行こう 西米良発 平成若者図鑑」はA4変型サイズで92ページ。平成最後の約1カ月間で、10~30代の男女40人をそれぞれの職場などで撮影した。同僚や仕事道具が背景に写る中で、若者が上を向いてカメラを見つめる。その表情は笑っていたり、真剣だったりとさまざまだ。小河氏は「この時、この場所に存在していたという記録を数百年先まで残したいと伝え、他に注文は一切つけなかった」と振り返った。

 東京で広告写真を撮っていた小河氏は18年前、西米良村にUターンしてきた。写真の表現を追い求め、故郷の自然や人々の暮らしを撮影し続けている。「外からは人口減少とか厳しいことが言われるけれど、村に住んでいる人は、とても豊かに生きている。そういう人たちを写真に撮るのが楽しくて仕方がない」と笑顔で語った。写真集の最後に登場する村役場勤務の阿部紗也さん(30)は「令和になっても写真が残るのはうれしい。撮られたからには、この村で頑張っていくしかない」と決意を新たにした。

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