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「技能五輪国際大会」 工業系職種、初の高校生出場 宮城県工業高校・情報技術科3年、菅原敏夫さん(17)

「技能五輪国際大会」での健闘を誓う菅原敏夫さん=仙台市青葉区の宮城県工業高校
「技能五輪国際大会」での健闘を誓う菅原敏夫さん=仙台市青葉区の宮城県工業高校

■22日からロシアで開催 「培った技術出し切る」

 22~27日にロシアで開催される「第45回技能五輪国際大会」(技能五輪)で、県工業高校(仙台市青葉区)の情報技術科3年、菅原敏夫さん(17)が日本代表に選ばれた。出場する職種は「業務用ITソフトウエア・ソリューションズ」で、建築や機械などの工業系職種に日本から高校生が出場するのは初となる。菅原さんは「培ってきた力や技術を出し切りたい」と意気込んでいる。(石崎慶一)

 菅原さんが出場する業務用ITソフトウエア・ソリューションズは、ビジネスで使用するソフトウエアを開発する職種。仮想の業務のもとで、データベース管理システムやそれを利用するプログラムを時間内に制作し、顧客へのプレゼンテーションを適切に行う技術を競う。

 菅原さんは昨年8月、高校2年で出場した「若年者ものづくり競技大会」(金沢市)の同職種で、1位の金賞(厚生労働大臣賞)を獲得。今回の国際大会への切符を手にした。部活動では「情報研究部」に所属し、アプリケーション制作などに取り組む。顧問の平子英樹教諭は「ひたむきな努力の成果が花開いたと思う」とたたえる。

 昨年11月の技能五輪アジア大会(アラブ首長国連邦=UAE)、今年7月の国際大会フレンドリーマッチ(ブラジル)に参加し、海外経験を積んできた。国際大会に向け、この夏休みもほぼ毎日、学校で練習に励んだという。「進学のための講習もあり、国際大会だけに専念できないものの、過去の課題の出題傾向やそれに関する技術を学び、磨いてきた」と力を込める。

 今回の国際大会には63の国と地域から1355人の選手が参加予定で、56職種で競技が行われる。日本からは42職種に48人が出場し、菅原さんは日本代表の中でただ一人の高校生だ。菅原さんは「これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、正々堂々と悔いのない戦いをしたい」と決意を口にした。

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