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IoTで進化する銘酒造り 熊谷・権田酒造

 とはいえ、温度管理には今も昔も杜氏の知識と経験が欠かせない。「システムは温度を測定しても管理するものではない。ただ、杜氏も勘に頼るより、温度を可視化した方がいいという見方に変わった」と渡辺製作所。加えて、いわゆる“寝ずの番”がなくなり、杜氏も働きやすくなったという。

◆杜氏の「働き方改革」

 労働人口の減少で杜氏も人材難とされる。温度変化の予測がつくことで、別の作業に時間を割くことができ、作業効率が向上する。パソコンの画面を見て迅速に対策を講じ、何か不足はないかと考えるようになる。これこそ杜氏の「働き方改革」といえ、権田専務は「何かをするために機械を使う。あくまでも人間主体で思いを入れていかねばならない」と語る。

 データを残すことができれば、技術の伝承が容易になり、過去の味わいの再現も可能になる。権田酒造と渡辺製作所、NTT東日本埼玉事業部による「三位一体」で実現した新たな日本酒醸造。さまざまな美酒の誕生に期待が高まっている。

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