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下関空襲の悲劇と復興、歌声に 浜崎むつみ氏がコンサート

 終戦の日を前に、山口県下関市で11日、下関空襲などを題材にしたコンサートが開かれた。下関市在住の歌手、浜崎むつみ氏(78)=写真右=が、七十数年前の悲劇とその後の復興の歩みを、美しい声で歌い上げた。下関への連合軍の攻撃は、昭和19年6月ごろから頻繁になった。特に20年6月29日~7月2日の空襲で市街地が焼き払われ、死者は324人に上った。

 戦後40年の昭和60年に、山口県文化連盟会長の野村忠司氏(82)=同左=が、空襲の証言や焼け跡の写真などを集めた「カンナ燃える夏」を出版した。その中に、焼け残ったビルが戦後、夏を迎えた様子を描いた詩「町の詩」を収録した。

 浜崎氏の夫で音楽家の加藤さとる氏(91)が、詩の内容に感動し、曲をつけた。その曲を披露した浜崎氏も幼い頃、下関空襲を経験した。「姉に背負われて山の中に逃げた。命を落とした方を忘れてはいけません」と呼びかけ、全員で手を合わせた。

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