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旧軍人の日章旗、木更津帰還 米兵の遺族から74年ぶり

 その直後、クリステンさんが日章旗の返還事業を行う米国のNPO法人「OBONソサエティ」の取り組みを紹介する番組をテレビで見たことがきっかけで、日章旗を日本へ返すことを決めたという。今年7月、同法人から日本の遺族が見つかったとの連絡を受け、返還が実現した。

 返還式でデイナさんとクリステンさんから日章旗を受け取った高木さんと長谷川さんは、「菩提(ぼだい)寺の東岸寺に眠る父と母に報告して参ります」とあいさつ。デイナさんも「この旗が平和と喜びを日本にもたらすことができ、私たち家族にとってもうれしい」と話した。

 従軍中も国内にいた吉田さんの日章旗が、どのようにしてストロンボスさんに渡ったのか。デイナさんらによると、ストロンボスさんは戦後も日本に足を運んだことはないという。戦地で日本軍と戦った別の米兵から譲り受けた可能性や、戦後、日本に駐留していたストロンボスさんのおじから引き継がれた可能性が考えられるが、依然謎のままだ。

 OBONソサエティによると、戦地では日本兵が身につけていた日章旗が「戦利品」として人気が高く、米国などの連合国軍に持ち帰られた。同法人は平成21年以降、200件以上の日章旗返還を行ったが、今回のように戦地以外で残された日章旗が返還されるのは珍しいという。

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