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【かながわ美の手帖】川崎市市民ミュージアム「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」展

 展示は一転、近代日本がたどった戦争というリアルへ。小林清親が日清戦争を描いた戦争錦絵「平壌攻撃電氣使用之圖(ず)」は、「光線画」と呼ばれた彼の風景画と同じく、落ち着いた色調。それは人間そのものの怖さを感じさせもする。=敬称略(山根聡)

 企画展「妖怪/ヒト ファンタジーからリアルへ」は川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1の2)の企画展示室2で9月23日まで。午前9時半から午後5時(入場は午後4時半まで)。8月17日は午後7時まで開館(入場は午後6時半まで)。月曜休館(ただし同12日、9月16日、同23日は開館し、8月13日、9月17日に休館)。観覧料一般200円ほか。問い合わせは同館(044・754・4500)。

【用語解説】妖怪図鑑

 江戸時代中頃、妖怪を描いた「妖怪図鑑」とも呼べる版本(版木に彫って印刷した書物)が数多く出版された。鳥山石燕「画図百鬼夜行」、桃山人「絵本百物語」(挿絵は竹原春泉)などで、当時の人々に広く妖怪の姿を紹介し、そのイメージを定着させた。以降、これらを通して河鍋暁斎(「暁斎画談」)などの絵師が妖怪の姿を画題として取り上げた。

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