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幸手市長「暴行、身に覚えない」 騒動は謝罪 市役所に抗議300件

頭を下げて謝罪する幸手市の渡辺邦夫市長=9日、市役所(内田優作撮影)
頭を下げて謝罪する幸手市の渡辺邦夫市長=9日、市役所(内田優作撮影)

 出張先の広島市内で女性店員を殴ったとして暴行の疑いで現行犯逮捕、釈放された幸手市の渡辺邦夫市長(62)。9日に市役所で開いた記者会見では謝罪する一方で、「不当な逮捕だ」「暴力を振るった事実はない」と語り、逮捕容疑を全面的に否認した。 (内田優作)

 紺のネクタイとグレーのスーツ姿で現れた渡辺市長は冒頭、「市民、市職員らにご迷惑をおかけした」と謝罪し頭を下げた。ただ、逮捕容疑については「身に覚えがない」などと潔白を強調した。

 渡辺市長の説明によると、6日夜は秘書課長ら市職員2人と広島市内の居酒屋で食事。いったん宿泊先に戻ったが、7日未明、飲み物を買うために宿泊先に近いコンビニエンスストアに向かった。しかし、閉店していたため、タクシーに乗って1人で飲食店に移動したという。1軒目で女性店員と瓶ビール1、2本を飲んだ。その後、女性店員が知っているという別の店に2人で移動した。

 2軒目を出た後に警察官に同行を求められ、1軒目の店があるビル内で女性店員を殴った暴行の疑いで現行犯逮捕された。渡辺市長は会見で「料金トラブルはなく、暴力は振るっていない」と全面的に否定。「酒には強い。いい感じの酔い心地だった」と酔って記憶がなかったことも否定した。

 平和記念式典の夜に、1人で飲食店で飲酒していたことについては「ほっとした部分があり、『もう少し飲みたいな』と1人で外出した。軽率で配慮がなかった」と釈明した。会見に同席した弁護士の久保豊年代理人は示談について「事実無根であり、示談しない」と述べた。

 渡辺市長は会見で辞任しない考えを示したが、10月27日投開票の次期市長選への出馬については「後援会や市民と話し合って考えたい」と述べるにとどめた。

 容疑を真っ向から否定した渡辺市長だが、市民の風当たりは依然として強く、7日から3日間で市役所には約300件の抗議の電話やメールがあった。

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