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「ただいま!テレビ」定着させたい テレビ静岡、若松誠・新社長インタビュー

地方局の発信力向上を模索するテレビ静岡の若松誠・新社長=静岡市駿河区のテレビ静岡(松本恵司撮影)
地方局の発信力向上を模索するテレビ静岡の若松誠・新社長=静岡市駿河区のテレビ静岡(松本恵司撮影)

 フジテレビ系列のテレビ静岡(静岡市駿河区)の新社長に6月末、フジテレビで常務などを歴任した若松誠氏(63)が就任した。政治、経済を中心とした報道畑が長く、テレビ局の使命として災害報道の重要性を挙げる。さらに、7月にスタートした情報番組「ただいま!テレビ」を静岡に定着した番組に育て上げたいと強調する。若者のテレビ離れが顕在化する中、成功ノウハウをフジ系列で共有し「テレビの魅力にもう一回食いつかせるだけのものをコンテンツとして作っていかないと」と前を見据える。(松本恵司)

◆災害報道は最大使命

 東京都出身の若松氏だが、政治部時代に選挙報道で中部ブロックを担当し、テレビ静岡をはじめ東海地区のテレビ局には「大変お世話になった」と振り返る。父は愛知県の新聞社に所属し、親類が多いことからも静岡には「非常に親しみを持っていた」と地域の縁は深い。

 自然災害の多い米国の特派員経験などを踏まえ、速報性の高いテレビ局の使命の一つとして災害報道を挙げ、「報道の最大の使命の一つの柱ではないか」と力説する。そのためには取材力の醸成とともに、被災者に寄り添い、信頼を得るための「総合的な人間力」の育成が必要だとみる。災害後の検証報道をするうえで不可欠な能力と考えるからだ。

◆制作力で生き残りを

 さらに地方局として必要なものに「制作力」を挙げる。コスト的にキー局の番組を放送するのは一つの方法だが、「これでは若い制作者、記者、ディレクターが育たない。テレビ静岡は自社制作でやってきた」。今、力を入れて制作しているのが「ただいま!テレビ」だ。テレビ静岡によると、番組が始まったばかりの7月4日には2部(午後5時53分~7時)の視聴率が11・5%を記録し、好スタートを切った。

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