PR

地方 地方

ニュース通じて企業研究 NIE全国大会 宇商高など公開授業

 新聞を教育に活用するNIE(ニュースペーパー・イン・エデュケーション)を研究する第24回NIE全国大会(日本新聞協会主催)は2日、宇都宮市文化会館などで2日目の分科会を開き、全国から集まった教諭らに県内14小中高校での取り組みが紹介された。(山沢義徳)

 県立宇都宮商業高は、ニュースから株価の変動を探る商業科3年の授業を公開した。同校商業科は約20年前から株価チャートや企業リポートの作成を続けているが、視野を広げるため新聞の活用を始めたという。

 担当する斎藤雄一郎教諭は「職業選びや就職試験にも役立つよう、短時間でも継続的に取り組むよう指導した」と狙いを話した。

 公開授業では、4グループの生徒らが企業研究の成果を披露。セブン&アイ・ホールディングス(HD)の株価を追ったグループは、沖縄県初出店や、スマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」でのトラブルが招いた騰落について報告。「利便性と安全性を両立させるため、業界各社に先駆けて静脈認証による決済サービスを導入してはどうか」と提言をまとめた。

 分科会当日の朝刊で報じられたスマホ決済からの撤退についても触れ、滝沢歩美さん(18)は「ぎりぎりまで新しい動きを盛り込んだ」と話した。

 またマルハニチロと東洋水産を取り上げたグループは、捕鯨再開や北方領土交渉などの出来事と株価との関連を考察。消費税率引き上げを前に、缶詰を買いだめする動きが株価を押し上げたとの見方を発表した。

 このほか、新聞を使って児童の文章表現力を養う宇都宮市立五代小や、記事内容への賛否を生徒が討論する日光市立湯西川中の取り組みなども紹介された。

 見学した教諭らからは、他教科との連携や、プレゼンテーションソフトの活用法などについて活発に質問が上がっていた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ