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「栃木タイムズ」が記念誌出版 外国人に生活情報届け30年 文化紹介、子育てや難民問題議論も

30周年記念号を出版した「栃木タイムズ」代表の鈴木美恵子さん
30周年記念号を出版した「栃木タイムズ」代表の鈴木美恵子さん

 県内在住の外国人に向けた英語の生活情報誌「栃木タイムズ」が昨年、創刊30周年を迎えたことを記念して「本音で語ろう特集号」が出版された。昭和63年創刊で、今年1月発行分が通算300号になった。改正出入国管理法が4月に施行され、県内でも今後、外国人の増加が見込まれる中、発行元のNPO「栃木タイムズ」(宇都宮市)代表の鈴木美恵子さん(72)は「これからどんな状況になるか見守りながら、これまで通り情報を発信していく」と話す。

 県内在住の外国人向けの生活情報が不足している状況から、有志が協力して創刊。イベントや観光、日本文化の紹介、生活ルールなど身近な情報や、読者やスタッフのエッセーなどを掲載し、1、8月を除く年10回発行してきた。

 国際化が進む中で、就労や結婚、教育、医療などにまつわる法律問題が増えたため、平成16年からは法律講座や交流会も開催。交流会では、外国人が抱えている問題について、子育て支援や難民問題などを話し合っている。参加した外国人の生の声は誌面でも紹介している。

 30周年記念誌では、これまでの活動記録や誌面から鈴木代表が選び「日本語教育」「多文化共生」「東日本大震災」などのテーマごとにまとめた。NPO法人北関東医療相談会の監事も務める鈴木代表が協力している「貧困者のための医療支援」の取り組みも書き下ろした。

 鈴木代表らはこれまでに情報誌の他、栃木の文化を紹介した「しもつけの民話」や、改正入管法を分かりやすく解説した冊子「外国人のための新しい法律」なども出版している。

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