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埼玉に「としまの森」整備 豊島区、秩父市と協定締結

 豊島区は姉妹都市の埼玉県秩父市が保有する森林の一部を「としまの森」として整備する協定を同市と結んだ。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガス削減の促進を図るとともに、緑に触れる機会が少ない区民の環境学習などに活用する考え。10月にオープンする。

 整備事業費は約520万円。環境保全を実施する自治体に交付される森林環境譲与税を活用する。同市の武甲自然公園内の市有林1・89ヘクタールを利用する計画で、今年度は0・5ヘクタールを整備する方針。ソメイヨシノ20本やツツジ40本を植樹するほか、下草刈りなどを行う予定にしている。

 整備予定地はコナラやクヌギを中心とした雑木林で、ほとんど手が付けられていない状態にある。古木を伐採し、新木の植樹が進むことで、森林を若返らせ、CO2の吸収量を増加させる効果がある。

 区環境基本計画では、令和12(2030)年度の温室効果ガスの排出量を平成25年度比で39%削減することを目標にしている。区は区内で発生する排出量の一部を森林整備により相殺したい考えだ。

 10月19、20日には、オープニングイベントとして区内在住、在勤、在学者を対象にした1泊2日4食付き9千円の環境交流ツアー(定員35人)を実施する。丸太切りなどの自然体験を通して環境に対する意識の向上を図る。

 締結式で、同市の久喜邦康市長は「秩父市は87%が森林で、(としまの森の整備は)衰退している林業を再興させる取り組みの一環。憩いの場になるよう全力を尽くしていく」と強調。高野之夫区長は「自然と触れ合うきっかけづくりができたと大変喜んでいる。秩父市の力を頂いて、環境施策の推進を区内外にアピールしていきたい」と話した。

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