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山形の酒販業者が被災蔵元支援 ポスター作成、売り上げ全額寄付へ

作成した支援ポスターを前に「大山地区の蔵元に支援を」と呼びかける山形小売酒販組合青年会の浅野隆志会長=山形市
作成した支援ポスターを前に「大山地区の蔵元に支援を」と呼びかける山形小売酒販組合青年会の浅野隆志会長=山形市

 6月18日夜に鶴岡市で震度6弱を観測した地震で、被災した同市大山地区の蔵元を支援しようと、山形市、天童市、上山市の酒販店で構成する「山形小売酒販組合青年会」(14店加盟)ではポスターを作成した。ポスターの売り上げを地元の蔵元に全額寄付する予定で、同青年会の浅野隆志会長(54)は「多くの方からの支援をお願いしたい」としている。(柏崎幸三)

 鶴岡市の大山地区には渡會本店、加藤嘉八郎酒造、冨士酒造、羽根田酒造の蔵元4社がある。6月の地震では酒瓶1万本以上が割れたり、本社建物が一部損壊したりするなどの被害が出たが、今冬の醸造に向けて営業を再開している。

 青年会が7月初旬に開いた会合では、出席者から「(蔵元の)営業は継続しているが、日本酒を販売するものとして何か支援はできないか」と提案が出たという。蔵元の安全を消費者にアピールしようと考え、今回のポスター作成が実現。ポスターの印刷代などの経費はすべて青年会が負担し、800部を作成した。

 24日に完成したポスターには、地元の“名物”として知られる鶴岡市の海岸の夕日を背景に「応援しています おらがまちの おらが酒」のキャッチコピーが記載された。ポスターの下部にはポスターを貼った酒販店や飲食店のメッセージとして「私たちも応援しています!」の言葉も書かれている。浅野会長は「ポスターには支援が一過性で終わることなく、長く続くように願いを込めた」と、大山地区の蔵元4社への支援の輪が広がることを願っている。

 ポスターは山形小売酒販組合(023・623・1760)、山形県酒類卸山形支店(023・642・2525)、武田庄二商店(023・631・6255)で1枚500円で取り扱っている。浅野会長は、「支援金は微々たるものですが、ポスターを見た消費者が、大山地区の蔵元の日本酒を選択してもらえる機会にもつなげてもらえれば」と話している。

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