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那須高原次世代交通協などが配車アプリ実証実験 10月まで「2次交通」可能性探る

 那須エリア(那須町、那須塩原市)の「2次交通」について検討する那須高原次世代交通協議会が、スマートフォン向けの配車サービスアプリを活用する実証実験に乗り出した。アプリ運営のAzit(アジット、東京都港区)と連携し、観光客が円滑に移動できる交通手段としての可能性を探る。(伊沢利幸)

 那須エリアを訪れる観光客は年間約1500万人。これまで観光客の多くが車を移動手段としてきたが、若者の車離れに加え、今後は那須観光を支えてきた団塊世代が免許を返納する動きの加速も見込まれる。

 駅から各地へ向かう2次交通の充実が喫緊の課題となる中、地元観光協会や商工会、レジャー施設協会などが5月に同協議会を発足させた。

 実証実験では、自家用車に客を乗せたいドライバーと、乗車したい客とを結ぶアジットの配車アプリ「CREW(クルー)」を活用。10月まで3カ月間、JR那須塩原駅と「道の駅那須高原友愛の森」を出発点とし、利用者を観光施設などの目的地に送り届ける。

 ドライバーへの燃料費と謝礼は、利用者がアプリを通じて渡す仕組み。またシステム利用料として1回20円、乗車1分ごとに約20円をアジットに支払う。

 那須エリアのドライバーがクルーパートナーとしてアプリに登録し、アジットの研修を受けて参加する。

 自家用車を使った有償運送は「白タク」として原則的に禁止されている。ただ国土交通省は、好意に対する「任意の謝礼」は有償に含まないと通達している。

 協議会の片岡孝夫会長は「(クルーは)次世代交通の一翼を担う可能性がある。既存の路線バスやタクシーとは違う選択肢に、若者世代などがどう反応するか興味がある」と期待を語る。

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