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那須烏山「山あげ祭」 歌舞伎演目を漫画で紹介 大学生が作成

 那須烏山市は26~28日に開かれる国指定重要無形民俗文化財の野外歌舞伎「山あげ祭」に向け、演目を漫画で分かりやすく紹介したパンフレットを制作した。A3判の表と裏にカラーで、「戻橋」と「将門」のストーリーが漫画で描かれている。

 作成したのは文星芸術大学(宇都宮市)でマンガを専攻する学生3人。同大との「連携・協力に関する協定」に基づき、那須烏山市が歌舞伎の内容を知ってもらおうと依頼した。パンフレットは桟敷席の購入者に無料で配布される。

 祭りの歴史は古く、発祥は戦国時代の永禄3(1560)年とされる。飢饉(ききん)で疫病が流行し、烏山城主の那須資胤(すけたね)が牛頭(ごず)天王に疫病退散を祈願し、奉納した余興が始まり。余興はその後、大規模になり、現在の野外歌舞伎が上演されるようになったのは江戸時代末期という。

 祭りでは烏山和紙を竹の網代(あじろ)に貼り付けた舞台背景「はりか山」を人力で上げる。最も大きな「大山」は高さ10メートルあり、場面ごとに背景の山が千変万化する仕掛けは「日本一の野外劇」ともいわれる。「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の一つとして国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産にも登録されている。(伊沢利幸)

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