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3県商議所、“聖地巡礼”PRなど提言 広域振興へ26項目 栃木

 北関東地域の広域的な振興策を話し合う「茨城・栃木・群馬三県商工会議所交流会議」が開かれ、映画のロケ地を観光する“聖地巡礼”の共同プロモーションなど、5分野26項目の提言要望をまとめた。実現へ向け、各県や地元選出国会議員などに働きかけていく。(山沢義徳)

 同会議は平成22年、北関東自動車道の全線開通を前に初めて開かれ、3県の商議所連合会の持ち回りで毎年開催している。今回は日光市の日光東照宮客殿で9日に開かれ、27商議所から約150人が出席した。

 提言要望のうち観光振興をめぐっては、映像作品の舞台を巡る体験型観光のPRを打ち出した。3県は都内からの近さを生かしたロケ誘致が活発だ。アニメ作品の“聖地”も、群馬・四万温泉(千と千尋の神隠し)やいろは坂(頭文字D)、茨城県大洗町(ガールズ&パンツァー)などが知られ、「訪日客の増加も期待できる」としている。

 交通網に関しては、10年後の開業へ向けJR東日本が5月に着手した「羽田空港アクセス線」について、上野東京ラインの乗り入れを早期に実現するよう要望。また、首都圏の外環状線として高崎-小山-水戸を直通する快速電車の運行に向け、両毛線と水戸線の全線複線化を訴える。

 3県に唯一ある空の玄関口、茨城空港の利用促進策としては、海外定期路線の新規開拓や、栃木、群馬両県と北関東道で結ぶ空港バス路線の開設を求める。

 このほか、災害に比較的強いとされる地域特性を打ち出し、企業の本社機能やバックアップ機能の誘致を強化することも提案した。

 栃木県商工会議所連合会の増渕正二会長は会議の冒頭で「茨城国体、群馬デスティネーションキャンペーン、栃木国体と絶好の機会を生かし、経済の好循環を実現しよう」と呼びかけた。

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