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【参院選】あす投開票 票積み上げへ幹部級投入 静岡

 参院選は21日、投開票が行われる。激戦区として注目を集める静岡選挙区(改選数2)には終盤を迎えてもなお党本部から幹部クラスが続々と駆けつけている。選挙戦最終日となる20日には国民民主党現職と立憲民主党新人の応援に各党党首が乗り込み、票の積み上げを狙う。

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 先行する自民党現職の牧野京夫(たかお)氏=公明推薦=は自民党の各市町支部と連携し、手堅い選挙戦を展開している。

 19日午後6時からは旧松菱跡地前で総決起大会を開催。現職の国土交通副大臣として尽力した防災政策などの実績を強調した。かつて静岡7区の衆院議員だった片山さつき地方創生担当相が姿を見せ、「(国交副大臣の)2期目は信頼がなければできない」と牧野氏を持ち上げ、支援を呼びかけた。陣営幹部は「終盤に来て全国比例の動きがよくなっている。しっかりと自民党票をまとめていきたい」と気を引き締めている。最終日は地元の島田市からスタートし、静岡市駿河区の事務所で最後の訴えに臨む。

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 つばぜり合いを続ける野党同士の戦い。

 立憲民主党新人の徳川家広氏は立民支持層が国民民主党現職の榛葉賀津也氏に流れていることを懸念し、“立民色”を強める戦略に出た。18、19両日、蓮舫副代表とともに県内を巡回。消費税増税や改憲問題など党の主張を前面に押し出し、「でたらめばかりの安倍政権を怖がらせましょう」と政権批判を展開した。選挙戦当初、最も強調していた浜岡原発廃炉についてはトーンダウンした。陣営幹部は「政策の違いが分からず榛葉氏についている人がいる。そこを引っ張り込みたい」と説明。最終日の20日には枝野幸男代表と蓮舫氏が大票田となる浜松市や静岡市にそれぞれ入り、浮動票をつかみ取りたい考え。

 一方、連合静岡の推薦を受ける榛葉氏は地べたをはうような“地上戦”で、一歩抜け出そうと懸命だ。公示前からの街頭演説の回数は1千回を超えた。

 街頭演説では庶民派アピールを一貫。徳川氏を牽制(けんせい)し、「雑草魂を持った人間が静岡で一人ぐらい政治をしてもいいのでは」と訴える。最大の支持基盤である連合静岡の中西清文会長は「組織内はだいぶ浸透してきている」と手応えを示す。20日午前に磐田市内で行う街頭演説には国民の玉木雄一郎代表が駆けつける予定だ。

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 共産党新人の鈴木千佳氏は18日昼、小池晃書記局長を迎え、JR浜松駅北口で街頭演説を行った。「安倍政権の政治の下で暮らしに希望が持てていますか?」と聴衆に問いかけ、大学や専門学校の段階的な学費無償化やジェンダー平等社会の実現などを訴えた。小池氏は「子育て世代の願いを党派を超えて広げてください」とアピール。共産支持層からの支持拡大を呼びかけていた。

 鈴木氏は「沿道の声援は大きくなっている。体は疲れているが平気だと頑張っていきたい。突っ走るだけです」と気を入れ直していた。静岡市内に構える事務所近くのこばと保育園前でマイクを納める。

 NHKから国民を守る党新人の畑山浩一氏は街頭演説を行わない独自の戦いを展開している。SNS上で党関係者と連帯し、NHKのスクランブル化を公約に掲げる党をアピールしている。

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