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病害虫のガ、九州5県で確認 早期駆除へ農水省が緊急支援

ツマジロクサヨトウの幼虫(植物防疫所ホームページより)
ツマジロクサヨトウの幼虫(植物防疫所ホームページより)

 イネやトウモロコシに寄生する病害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」の幼虫が、九州で相次いで見つかっている。国内では今月3日、鹿児島県南九州市で初めて確認され、12日には長崎、熊本、大分、宮崎の4県で発見された。4県がそれぞれ発表した。

 鹿児島県南九州市で初めて確認された後、農林水産省は全国調査を指示していた。農水省は有効な農薬リストを主要作物ごとに作成して早期駆除を呼び掛けており、都道府県を通じて農業者に情報提供した。農薬の散布時期や頻度など、より詳しい対応を盛り込んだ防除マニュアルの作成も急いでいる。

 熊本、宮崎両県によると、熊本県北部で8日、飼料用トウモロコシの畑に幼虫の食害があるのを確認。宮崎県では今月上旬~中旬、5市町の飼料用トウモロコシの畑で幼虫が見つかった。両県は農薬を散布するなどし、早期の防除に取り組む。

 長崎県では9~12日に調査し、3市の飼料用トウモロコシの畑で発生が確認された。大分県は、豊後大野市にある飼料用トウモロコシの畑で確認したと発表した。

 このガは南米や北米の熱帯地域が原産で、アフリカやアジアで急速に蔓延(まんえん)し、幼虫が農作物の葉や果実を食い荒らして猛威を振るっている。アフリカではトウモロコシ生産が大きな打撃を受けた。

 農水省は、殺虫剤の散布が難しい場合は早期の刈り取りを要請している。農薬の購入や散布作業にかかった費用も緊急支援する。

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